朝は出勤準備、夜は夕食や洗濯と、1日はあっという間に過ぎてしまいます。
「もう少し時間があればいいのに」と感じる人は多いはず。
でも、1日の流れを見直してみると、“ながら家事”で時間を作れる場面が意外とあります。
「ながら家事」とは、ひとつの家事をしている間に別の作業を同時に進める方法のこと。
今回は、私が実際にやって効果を感じている歯磨き中と電子レンジ中の小タスクを紹介します。
🪥 歯磨き中にできる「ながら家事」
歯磨きの2〜3分は、実は“何もしていない時間”になりがちです。
私はその時間を使って、お昼ご飯の冷凍ご飯を解凍しています。
朝の身支度の流れはこんな感じです👇
- 歯磨きをしながら冷凍ご飯をレンジにセット
- その間に電気ケトルでお湯を沸かす
- 歯磨きが終わるころには、ご飯もお湯も準備完了
これだけで、朝の準備時間が5分ほど短縮できます。
お弁当を作る人なら、解凍したご飯をすぐ詰められるので効率的ですし、
お湯を沸かしておけばお弁当用の水筒まで準備することができます。
ポイントは、歯磨きを「待ち時間」として活用すること。
“動けないけど何かできる時間”をうまく使うだけで、1日のリズムがスムーズになります。

🍳 電子レンジ中にできる「ながら家事」
電子レンジでおかずを温めている間も、数分は手が空きますよね。
私はこの時間に、味付け済みの肉を焼くようにしています。
- フライパンに蓋をして中弱火で焼く
- タイマーをセットして焦げを防ぐ
これで、電子レンジの加熱中にメイン料理がほぼ完成します。
多少焦げることもありますが、味にはまったく影響ありません。
むしろ少し焼き色がつくことで、香ばしく仕上がります。
また、レンジ中にゴミを捨てるなど、
「立ち作業系の小タスク」を済ませておくのもおすすめです。
こうして“ながら”で動くと、家事がどんどん連鎖的に進みます。

💡 ながら家事を成功させるコツ
ながら家事で一番大切なのは、安全性とルーティン化です。
火を使う作業では、必ずタイマーを使って“放置しすぎ”を防ぎましょう。
特に最初のうちは、「歯磨き中にご飯解凍」などのリスクのない作業から始めると安心です。
また、ながら家事をうまく回すコツは、「作業をペアで固定する」こと。
たとえば👇
| メイン作業 | 同時にできる小タスク |
|---|---|
| 歯磨き | 冷凍ご飯の解凍・お湯を沸かす |
| 電子レンジ調理 | 味付き肉を焼く・ゴミを捨てる |
| 洗濯機稼働中 | 机を片付ける |
こうして組み合わせを決めておくと、毎日自動的に体が動くようになります。
🧺 忙しい人ほど「ながら家事」が効く理由
忙しい人ほど、「ひとつずつ完璧にやろう」として疲れてしまいがちです。
でも、ながら家事は**「同時進行で8割完成を目指す」**スタイル。
家事のストレスを減らしつつ、生活リズムを整えることができます。
私も以前は、「ご飯の解凍 → 料理 → 洗い物」と順番にやっていましたが、
今では“歯磨き中にご飯を解凍”しておくだけで、朝が本当にスムーズになりました。
焦らず、自然と続けられる習慣こそが、時短の最大のコツです。
🌿 まとめ:1日15分の余裕が生まれる“ながら家事”
家事は、同時に進められるものが意外と多いです。
歯磨き中にお湯を沸かし、電子レンジ中に肉を焼くだけで、
1日10〜15分の余裕が生まれます。
この積み重ねが、1週間で1時間以上の時短につながります。
忙しい毎日でも、少しの工夫で「ゆとりある暮らし」は作れるもの。
今日からぜひ、自分に合った“ながら家事”を試してみてください。

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