「簿記って、社会人になってから勉強する意味あるの?」
「今さら取っても、キャリアに活かせるのかな?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
仕事に忙しい社会人にとって、何かを“勉強する”というのは大きな決断です。だからこそ、「本当に役に立つのか」を見極めたいですよね。
この記事では、簿記3級を勉強した私の実体験を交えながら、
社会人が簿記を学ぶメリット・デメリットを本音で紹介します。
これを読めば、あなたにとって簿記が必要かどうか、ハッキリわかるはずです!
社会人にとって簿記とはどんな資格?
簿記とは、「お金の流れを記録・整理して、経営の状態を把握するためのスキル」です。
企業では日々、売上・仕入・人件費・経費など多くのお金が動いています。
それを正確に記録し、会社の状態を数字で「見える化」するのが簿記の役割です。
社会人にとって簿記は、以下のような価値を持ちます:
- 仕事で数字を扱う場面に強くなる
- 会計・経営の基本が身につく
- ビジネス全体の構造を理解しやすくなる
つまり、「簿記=経理の人だけのもの」ではなく、
**数字を扱うすべての社会人に役立つ“ビジネスの基礎教養”**といえます。
社会人が簿記を勉強するメリット
社会人が簿記を勉強することで得られるメリットはたくさんあります。
✅ 1. お金の流れがわかるようになる
会計の仕組みがわかれば、「なぜこの費用が発生したのか」「利益率はどうなってるのか」など、業務の裏側が見えてくるようになります。
✅ 2. 転職やキャリアアップに有利
特に経理・財務・管理部門では簿記資格が重視されます。
実際、求人の応募条件に「簿記3級以上」が書かれていることも。
✅ 3. 副業・フリーランスでも役立つ
自分で確定申告をする人や個人事業主にとって、帳簿の知識は必須。簿記を知っていれば、外注せずに自分で管理できます。
✅ 4. 決算書が読めるようになる
経営者や管理職を目指すなら必須スキル。数字に基づいた判断ができるようになります。
社会人が簿記を勉強するデメリット・注意点
もちろん、メリットだけではありません。以下のような注意点もあります。
⛔ 1. 勉強時間が必要
簿記3級でも独学で100時間~150時間は必要です。仕事と両立しながら時間を確保するのは大変かもしれません。
⛔ 2. 業務に直結しない場合もある
部署によっては簿記の知識を日常業務で使わないケースも。特に現場職や専門職などでは「取って終わり」になりがちです。
⛔ 3. モチベーションが続きにくい
数字や仕訳に慣れていないと、最初は退屈に感じるかもしれません。やる気を保つ工夫が必要です。
こんな社会人に簿記はおすすめ!
こんな方には、簿記の勉強が特におすすめです👇
- 経理や管理部門で働いている・転職したい
- 副業やフリーランスで収支管理をしたい
- 管理職や経営層を目指している
- お金の流れに強くなりたい
- 数字に苦手意識があるけど克服したい
「数字が苦手」と感じる人こそ、簿記で基本から学ぶことで得られるものが大きいです!
実際に簿記を勉強して感じたリアルなこと
私自身も、仕事をしながら3ヶ月ほどかけて簿記3級を勉強しました。
最初は「仕訳」や「勘定科目」がチンプンカンプンで、何度も挫折しそうになりましたが…
ある時から、「会社のお金の流れが見える」感覚が出てきて、だんだん楽しくなっていきました。
勉強後は、会社の売上や経費の見方が変わりましたし、数字に強くなり自信がつきました。
資格としての価値もありますが、一番の成果は「仕事の見え方が変わった」ことだと感じています。
まとめ|簿記は社会人の基礎スキルになる!
簿記は、たとえ今の仕事に直結しなくても、
社会人として「数字を読む力」をつける上で、非常に役立つスキルです。
勉強には少し時間がかかりますが、得られるものは多く、
**「やって損はない資格」**と自信を持って言えます。
興味があるなら、まずは3級から気軽に始めてみてはいかがでしょうか?
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