社会人でもOK!簿記3級を3ヶ月で合格した私の勉強法

社会人でもOK!簿記3級を3ヶ月で合格した私の勉強法

「簿記3級、興味あるけど何から始めればいいかわからない…」
「独学って本当に合格できるの?」

そんな不安を抱えていた私が、未経験・独学でも3ヶ月で日商簿記3級に合格できた勉強法をこの記事で全て公開します!

勉強時間の確保が難しい社会人でも大丈夫。
実際に私がやっていた1日30分〜1時間で合格までたどり着いたスケジュールや、
つまずきやすいポイントとその乗り越え方も、実体験を交えてわかりやすくまとめました。

「よし、私もやってみようかな」と思ってもらえるような内容になっています。
最短3ヶ月で合格したい人、ぜひ参考にしてください!


✅ 簿記3級の合格までに必要な勉強時間とは?

日商簿記3級に必要な勉強時間の目安は、おおよそ80~100時間と言われています。
1日あたりに換算すると…

勉強期間1日の目安時間
3ヶ月(約90日)約1時間〜1時間半
2ヶ月約1.5〜2時間
1ヶ月2.5〜3時間以上

私は3ヶ月かけて勉強したので、1日1時間を目標に、土日は少し多めに勉強する形にしました。
平日は仕事があったので、「朝30分+夜30分」で分割してやる日も多かったです。

✅ 3ヶ月スケジュールの全体像

簿記3級は範囲もそこまで広くなく、3ヶ月あれば十分に合格可能です。
以下は、私が実際に使った学習スケジュールをもとにした【3ヶ月プラン】です👇


📅 1ヶ月目:基礎固め(仕訳と簿記のルールに慣れる)

最初の1ヶ月目は、仕訳をひたすら理解することに注力しました。
正直、最初は「仕訳」や「借方・貸方」の概念に戸惑い、少し苦労しました。でも、慣れてくると「この勘定科目はこういう意味だよな」とパターン化できて、だんだん解けるようになってきました。

  • 教材は『大原のパススル簿記3級』をメインにして、毎日30分〜1時間のペースで勉強
  • 朝起きて15分、帰宅後に30分集中して勉強するスタイルにしました。
  • 最初は仕訳に苦戦したけど、日々繰り返し問題を解くことで徐々に覚えた

📌目標: 仕訳のルールを理解し、基礎的な問題がスムーズに解けるようになること


📅 2ヶ月目:各種帳簿・試算表・決算処理を学ぶ

2ヶ月目は、試算表や決算処理を学びました。このあたりは最初の1ヶ月で基礎が固まったおかげで、少し楽に進めることができました。
しかし、決算整理仕訳が思った以上に難しく、最初はなかなか理解できなかったです。これに関しては、パススルの簿記動画を活用して、視覚的に理解するようにしました。

  • パススルの簿記問題集で試算表と精算表の作り方を中心に学習
  • インターネットを検索して、動画を見ながら復習
  • 理解が深まるにつれて、動画の内容もどんどんスムーズに頭に入っていった

📌目標: 仕訳から試算表まで、一連の流れを理解して、基本的な問題に解答できるようになること


📅 3ヶ月目:総合問題と模擬試験でアウトプット練習

3ヶ月目に入ると、過去問と模試を使って実践的に練習しました。これが本番を見据えて一番大事だと感じました。

  • 模擬試験3回分を解いた後、間違えた問題を解き直しノートにまとめて復習
  • 毎回、間違える問題には特に時間をかけて、理解が不十分な部分を重点的に復習しました
  • 本番形式に慣れるために、模試を数回実施し、時間内に解けるかの感覚を養いました

📌目標: 本番の試験形式に慣れ、60〜70点を安定して取れるようにする

【1ヶ月目】簿記3級の基礎を固める勉強法

1ヶ月目は、簿記の基礎を固める大事な時期。特に「仕訳」の理解ができるかどうかがカギとなります。
私も最初は仕訳を理解するのが大変でしたが、工夫を重ねて乗り越えました。ここでは、私が1ヶ月目に実践した勉強法やコツをご紹介します!


1. 仕訳をマスターすることが第一優先

最初の1ヶ月目に最も重視したのは、「仕訳」の理解。簿記3級では、仕訳のルールを完全に理解しておかないと、試験でも解ける問題が限られてしまいます。

私の工夫:

  • 1日1つの仕訳問題を解くことで、日々少しずつ慣れていきました。最初は「貸方」「借方」の感覚が全く掴めなかったけど、問題を繰り返し解くことで次第にスムーズにできるように。
  • 図を使って視覚的に覚える:「資産→増える時は借方、減る時は貸方」というルールを、動画にある図を使ってイメージで覚えることが効果的でした。

📌コツ:最初は焦らずに、1日1問でもいいので、仕訳問題に慣れること。解答を見て「なぜこうなるのか?」と自分で説明できるようになることを目指しましょう。

2. 毎日の勉強時間を決めてルーチン化する

簿記の勉強は続けることが大事。1ヶ月目は特に「習慣化」が大切でした。私は、毎日決まった時間に30分〜1時間の勉強時間を確保して、無理なく続けられるようにしました。

私の工夫:

  • 朝起きて、15分、帰宅後に30分の勉強をすると決めて、毎日の勉強のルーチン化を図りました。忙しい日でも、どこかで少しでも時間を取るようにしていました。
  • 休憩中や移動時間にも、アプリを使って動画やテキストをチェックして、ちょっとした隙間時間を活用しました。

📌コツ:1日30分でも毎日続けることで、最初は「進んでる気がしない」と感じても、積み重ねていくと結果が出ます。計画を立てて、決まった時間に勉強する習慣をつけましょう。


3. 教材選びと理解の深さが重要

1ヶ月目の勉強において、使用した教材選びが非常に重要でした。**「パススル簿記3級」**の講座を使用し、基本的な部分から順番に学習しました。

私の工夫:

  • 教材は「わかりやすくて、隙間時間に学習できる」ものを選びました。難解な部分はすぐに飛ばさずに、理解ができるまで繰り返し動画や問題を解いたことがポイント。
  • スッキリわかる日商簿記3級も活用し、動画だけでは理解しにくかった部分をテキストで補強しました。特に仕訳の部分では、テキストを何度も見返すことで、頭に入りやすくなりました。

📌コツ:動画で1度理解したつもりでも、実際に問題を解くことで理解が深まります。わからない部分を飛ばさずに、その場で解決することが大事です。


4. モチベーション維持のために小さな目標を立てる

簿記3級は、最初の1ヶ月目は特に進んでいる実感が持ちにくいです。そこで、小さな目標を設定して、達成感を得ることを心がけました。

私の工夫:

  • 1週間で「仕訳問題10問」を完璧にできるようにする、というような小さな目標を立て、達成するたびに自分を褒めてモチベーションを維持しました。
  • 進捗をノートやアプリに記録して、「できるようになったこと」を目に見える形で実感しました。

📌コツ:大きな目標を掲げるのも大切ですが、その過程で小さな目標を達成することが、やる気を持続させる秘訣です。


このように、1ヶ月目は基礎固めが大切です。
「仕訳」を完璧にすることで、その後の勉強がスムーズに進んでいきます。焦らず、でも毎日少しずつ続けることがカギです!

✅ 【2ヶ月目】試算表・決算整理を理解するコツ

2ヶ月目は、試算表や決算整理の内容を学びます。このあたりは1ヶ月目の基礎をしっかり押さえているかどうかがカギになりますが、少し難しく感じるかもしれません。
私も最初は難しく感じましたが、しっかりとステップアップすることで理解が深まりました。


1. 試算表・精算表の流れを理解する

2ヶ月目で最初に取り組んだのは「試算表」と「精算表」の流れです。これらは、仕訳を理解していれば自然と繋がる部分なので、基礎を固めた1ヶ月目の内容を活かしながら進めることができました

私の工夫:

  • 実際に手を動かして、試算表や精算表を作成することで、理解が深まりました。最初は動画通りに作っていたけど、何度も繰り返し練習すると、自然と「なぜこの項目がここに来るのか?」がわかるようになりました。
  • フローチャートや図解を使って理解を補強。試算表の作成手順を、視覚的に整理してイメージをつかみやすくしました。

📌コツ:何度も実際に手を動かして作成することで、流れを覚えることが大切です。理論だけでなく、実際に問題を解きながら習得しましょう。


2. 決算整理仕訳を重点的に学習

次に取り組んだのは、「決算整理仕訳」の理解です。これが少し難しく感じる部分で、私は最初に戸惑いました。
ただ、仕訳の基本をしっかり理解していたので、少しずつ難しい部分も克服できました

私の工夫:

  • 決算整理仕訳を覚える際は、まず動画で例題を見ながら、1つずつ理解を深めました。解説を読んで理解できなければ、すぐにスッキリわかる日商簿記や他の教材を使って、視覚的に確認するようにしていました。
  • 決算整理仕訳をテーマにしたパススルのWeb問題集を集中して解くことで、少しずつパターンを覚えました。最初は時間がかかりましたが、繰り返し解くことで自信を持って解けるように。

📌コツ:決算整理仕訳は「暗記」ではなく「理解」を大切に!何故その仕訳を行うのか、背景をしっかり理解することが後々に繋がります。


3. 過去問に挑戦して実力を確認

2ヶ月目には、実際に過去問を解くことで、自分の実力を確認しました。過去問は、本番と同じ形式で問題を解くことができるので、時間配分や問題の傾向を把握するためにも役立ちました。

私の工夫:

  • 過去問を1回解いた後は、必ず解説をしっかり読む。間違えた問題をそのままにせず、解説を読み込み、納得できるまで理解を深めました。
  • 苦手な部分は、もう一度テキストや問題集で復習。間違えた問題だけをピックアップして繰り返し解くことが効果的でした。

📌コツ:過去問を解いた後の振り返りが最も重要です。「間違えた問題をどうして間違えたのか」を理解し、再度同じミスをしないようにすることがポイントです。


4. 動画やオンライン講座で補強

決算整理や試算表のような難しい部分を理解するために、パススルの動画やオンライン講座を活用しました。テキストだけでは理解しきれない部分を、視覚的に補うことができました。

私の工夫:

  • パススルの動画を何度も見た。特に試算表や決算整理の部分は、動画で具体的な例を見ながら理解を深めるのが効果的でした。
  • オンライン講座の問題集を利用して、苦手な分野を重点的に復習。予備校の有料講座に登録して、苦手な部分を繰り返し学習できました。

📌コツ:テキストだけではわかりにくい部分も、動画で視覚的に学ぶと理解が深まりやすいです。自分に合った教材を見つけることが大切です。


このように、2ヶ月目は決算整理と試算表を中心に学習していきました。最初は難しく感じる部分もありましたが、繰り返し練習することで理解が深まり、試験に向けて自信が持てるようになりました。

✅ 【3ヶ月目】過去問・模試で仕上げる

3ヶ月目は、これまでインプットしてきた知識を本番形式で活用する時期。
ここでの過ごし方次第で、合格の可能性がグッと高まります。
私自身、この1ヶ月で一気に自信をつけることができました!


1. 模擬試験は最低でも3回分を解いた

試験本番に慣れるため、模擬試験を繰り返し解きました。
最初は時間内に解けなかったり、ケアレスミスが目立ちましたが、徐々に感覚が掴めてきたんです。

私のやり方:

  • 模擬試験はまず3年分(3回分)を1回ずつ通しで解く
  • 1回解いたら、間違えた問題をノートにまとめる → 類題で再トライ
  • 特に点数が安定しなかったのが「決算整理」。ここは何度も復習しました。

📌コツ:時間を計って解くこと、本番を意識したシミュレーションが大事。解いた後の振り返りが本当の学びになります。


2. 模擬試験で本番感を強化!

試験直前には、模擬試験(模試)を新たに1回実施しました。
これが思った以上に効果的で、「試験時間って意外と短い!」と実感できました。

私のポイント:

  • 模擬試験は自宅で本番と同じ環境・時間帯で解いた。
  • 電卓や筆記用具も本番と同じものを使用し、緊張感に慣れるように意識

📌コツ:模試を通じて「本番の空気感」を体験することが大切。模試後の復習で弱点をピンポイントで補強しよう。


3. 苦手分野を短期集中で克服

3ヶ月目で特に意識したのは、「苦手を残さないこと」。
私は決算整理仕訳や精算表の問題でミスが多かったので、重点的に復習しました。

私の工夫:

  • 苦手分野だけをピックアップした「復習ノート」を作成。
  • 1日10〜15分、苦手だけに向き合う時間を確保していました。
  • 動画で「なぜそうなるのか?」を再確認 → 問題でアウトプット。

📌コツ:得意な部分を繰り返すより、苦手を1つずつ潰すことで、点数が安定していきます!


4. 当日のシミュレーションとメンタル調整も忘れずに

試験当日に焦らないために、1週間前から少しずつ生活リズムを整え始めました。
「何時に起きて、どんな服装で、どんな流れで会場に行くか」までイメトレしておくと安心です。

私の準備:

  • 試験1週間前から早寝早起きに切り替え。
  • 会場までのルート確認と、持ち物チェックリスト作成。
  • 前日は、あえて軽めの復習だけで済ませ、リラックスを優先しました。

📌コツ:直前の追い込みも大事だけど、心と体のコンディションが整っていないと力が出し切れません!


このように、3ヶ月目は「実戦形式で力をつける」ことが最大のポイントです。
最初は不安があっても、過去問や模試で経験を積むことで、「いけるかも!」という自信に変わっていきました。

まとめ・簿記3級は努力で合格できる!

簿記3級は決して“ラク”な資格ではありませんが、コツコツ続ければ誰でも合格が目指せる資格です。
私自身、社会人として仕事をしながらの勉強でしたが、3ヶ月という限られた期間でも合格することができました。


🌱「完璧じゃなくていい」から始めよう

最初は「借方?貸方?なにそれ?」という状態でも、毎日少しずつ学んでいくことで必ず理解できるようになります。
私は、最初の1ヶ月はほとんど“わかったつもり”で進んでいました。でも、何度も繰り返して問題を解くうちに、本当に理解できる瞬間が増えていったんです。


📘 簿記3級の勉強は「人生に役立つ知識」

簿記の知識は、資格試験のためだけでなく、家計管理・仕事・副業など、さまざまな場面で役に立ちます。
特にこれから「お金」や「経営」に関わる場面が増える人にとって、簿記は一生モノのスキルになると思います。


💬 最後に:あなたも3ヶ月で合格できる

私が3ヶ月で合格できた理由は、完璧を目指さずに“継続”を大事にしたからです。
忙しい日も、疲れた日も、10分でもいいから問題集を開く。
その積み重ねが、合格という結果につながりました。

「難しそう…」と思っている方も、まずは1日10分から始めてみてください。
気づけば、あなたも試験本番で「これ、見たことある!」という感覚でスラスラ解けるようになっているはずです。


📌3ヶ月で合格するためのポイントおさらい

  • 1ヶ月目:仕訳の基礎を固める
  • 2ヶ月目:試算表と決算整理を理解する
  • 3ヶ月目:過去問&模試で実戦力をつける

あなたの挑戦、心から応援しています!
合格したあかつきには、ぜひあなたの体験も誰かにシェアしてあげてくださいね✨

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この記事を書いた人

アラサー会社員/元Webライター/レベル1のニートから始まり、自由を求めてフリーランスに挑戦→現実に叩かれてフリーター→社会に帰還して会社員へ…という逆方向の成長をした進化型リバースジョブマスター

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